ブログ「八ヶ岳、家つくり日誌」

2017.03.04

地盤調査のこと

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建築物を建てるときに重要なことの一つに地盤の強さ(固さ)があります。

地盤が弱いと建物自体の重さなどで地面が沈んでしまい、

基礎や構造がどんなに頑丈でも、建物が傾いたり歪んでしまったりします。

 

その為、建築をする前に、建物を建てる場所で地盤調査を行います。

地盤調査の方法は何種類かあるのですが、木造の住宅では通常、

「スウェーデン式サウンディング式(SS式)」という方法で行います。

これは名前の通りスウェーデンで地盤調査の方法として発案されたもので、

日本では1950年代くらいから使われ始め、木造住宅などの小規模な建築物の

地盤調査では一番使われている方法です。

 

調査の方法は下図のような重りを付けたドリルを地面に刺して回転させ、

25cm沈むのに何回転させたかで地盤の強さを判定します。

ドリルの大きさや形状、重りの重さなど、すべてが規格で決められています。

試験場所は、建物が建つ予定の場所の四隅と中央付近の5ヶ所で行います。

 

 

実際の検査やり方については、YouTubeでいくつか見ることができますので、検索してみてください。

結構な重労働で、大変そうな作業です。

 

現在では専用の機械を利用して検査をすることが殆どで、人力でやることはめったにありません。

こちらがその専用の機械。

 

実際に調査しているときの写真で、細長い棒を機械で回転させ、

スクリューを地面に潜らせていっているところです。

 


こちらが機械の操作部分。

機械の右下からレシート状の紙が出ていますが、ここにスクリューの進んだ速さなどが記録されています。

 

テンキーの部分に「ガリガリ」とか「ジャリジャリ」と書いてありますが、

スクリューを回転させたときの音を記録しています。

音の種類によって、スクリューが今いるところの土質、砂利なのか砂なのかなどを判断しています。

機械になって作業自体は楽になったそうですが、音の聞き分けは経験を積まないとわからないそうです。

 

この機械はものすごく高性能で、作業自体は楽になり、精度もよくて助かりますと検査の方がお話ししていました。

 

現地で調査をしてから一週間ほどすると、地盤調査報告書が届きます。

 

その報告書を見て地面が弱かったりすると、地盤改良をしなくてはいけなくなったりします。


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