
都留市 Sさんの家を訪ねて
遠くに富士山とリニアモーターカーの実験線を望む谷間の高台に建つSさんの家。斜面をうまく利用した見晴らしのいい住まいになっています。
衝動買いだった最初の家づくりの反省を活かして。
東京に通えるギリギリの場所として都留市に移り住んで20年。若かりし頃に買った住まいのローンが終わったのを契機に第2の家づくりをスタートされたSさんは、まず自然に囲まれて暮らせる場所探しからはじめました。そんなときに見つけたのが、この南に開けた傾斜地で遠くに富士山を望み甲斐の国の自然を満喫できる場所。土地を手にしてから3年という時間を掛けて家づくりのパートナーを選ばれたSさんは、OMソーラーに惚れ込み、静岡の本部までモデルハウスを見に行ったりして、家づくりが愉しそうだと感じた山口工務店に家づくりをお願いしたのでした。
この猛暑でもエアコンなしで暮らせる家。
使い勝手を最優先に設計には一年を掛けて、この場所のポテンシャルをめいっぱい享受できる住まいになったSさんの家。傾斜地を活かし一階部分にガレージ、二階をリビングとして大きなデッキを全面に配したプランは風の抜けもよく、この猛暑でもなんとかエアコンを付けずに済んだといいます。光熱費は前の家が月に3万円くらいかかっていたのに対し、8千円で済むようになったのも大きいと奥さん。冬はどこにいても寒くなく、素足で歩けるのもOMソーラーならではの効果だといいます。
「夜はデッキのベンチに寝そべって流れ星を見るのが楽しみで、3つ見たら部屋へ戻るとか毎晩やっていました」そう語るSさんにとって、このデッキはもうひとつのリビングと呼んでいい存在。お風呂からも富士山が眺められ、敷地を読み込んだ設計が日々の暮らしを愉しいものにしているのは間違いないようです。

子供たちが戻ってこられる場所に。
終の棲家として満足のいく住まいになったSさんの家ですが、巣立っていった子供たちが、戻ってこられる場所をつくりたかったともいいます。それは、丈夫で長持ちというだけでなく、子供たちがいつでも帰りたくなる「我が家」としての愛着のある家をつくりたかったということに他なりません。自然素材が醸し出す風合いと時間だけが作り出せる風合いを持ったSさんの家は、きっと代々住み継がれる木の家になることでしょう。



